晩婚化が起きる原因!毎年0.1~0.3歳ずつ遅れていく

日本人の平均初婚年齢が上がり続けている

日本人の平均初婚年齢が上がり続けている

日本を始めとした先進国では晩婚化の傾向にあり、日本人も初めて結婚する平均年齢が2010年時点で男性が30.5歳、女性が28.8歳に達しました。

日本では「さらに晩婚化が進む」と予想されており、2000年と比べると約2歳も結婚の平均年齢が上昇しています。

男女とも毎年0.1~0.3歳ずつ結婚する年齢が遅れているため、2020年には平均初婚年齢は男性が32.3歳、女性が30.7歳との予測もあります。

男性女性年齢差
191026.822.93.9
192027.423.24.2
193027.323.24.1
194029.024.64.5
195025.923.02.9
196027.224.42.8
197026.924.22.7
198027.825.22.6
199028.425.92.5
200028.827.01.8
201030.528.81.7
201130.729.01.7
2020(予測)32.330.71.6

夫婦の年齢差は1950年には平均2.9歳でしたが、初婚年齢の上昇に伴い、2010年には1.7歳にまで縮まりました。これは男女に社会的格差がなくなってきたことも要因の1つです。

また、相手に希望する年齢は男性が女性に対しては26.3歳、女性が男性に対しては29.5歳となりました。

希望する年齢差は3.2歳であり、実際に結婚する夫婦の平均年齢差とは差が開いており、男性が若い女性を好む傾向があることがわかります。

結婚する年齢は明らかに上昇しており、これらの原因は「女性が社会的に自立できるなったこと、日本経済が悪化して男性の収入が落ちたこと、得失感情や価値観の多様性」などが影響しています。

女性が社会的地位を確立して収入もアップ

結婚する年齢が遅れている原因は、経済的な理由が5個、価値観の変化が3個があります。その中でも女性が社会に進出して、収入でアップしたことは影響が大きいです。

  1. 女性が社会で働くようになり、1人で生活できるようになった。
  2. 日本が不況から抜けだせず、結婚できない低所得者が増加した。
  3. 男性は収入が安定してから結婚したいという意識が根強い。
  4. 男性1人で家族を養うことは難しくなり、結婚に踏み切れない。
  5. 子供を社会全体で育てる意識が足りないため、結婚に抵抗がある。
  1. 結婚するよりも独身のほうが、生活がラクに感じる。
  2. 他人に時間を割くことなく、自分のやりたいことを優先したい。
  3. 実際に会わなくても、ネットで繋がることで満足できる。

日本で晩婚化が進んでいる最も大きな要因は、女性も社会で活躍する機会が増えたことです。これはたいへん素晴らしいことであり、総括的には女性の結婚や出産をサポートする体制が追い付いていないことも指摘できます。

過去には高校を卒業してから結婚を意識し始める人がいましたが、現在では大学進学率も50%を超えており、たとえ大学や専門学校に進学しなくても結婚を意識する人は少数派です。

一般的には大学や専門学校で技能を学び、20~24歳くらいで就職を目指します。仮に22歳の新卒で就職した場合、男女問わず、25、26、27歳でもまだ仕事に集中してキャリアアップを目指す時期です。その反面、自然と結婚を控える女性が増えていきます。

決して否定的な現象ではありません。女性でも頑張り次第によっては地位が得られますし、すでに20代に限った平均年収では女性のほうが男性よりも高くなりました。これは男性の割合が多い製造業の賃金が減って、女性の割合が多い医療や介護職の収入が増えたことが原因です。

その時代に適した働き方ができる女性たちは、仕事に対する責任感も強くなります。もし結婚すると出産と育児でキャリアを強制的に中断させられるため、なるべく働こうとして晩婚化が進んでいるとも判断できます。

子どもが生まれれば仕事を休まなければなりませんし、与えられた仕事がこなせない状況も出てきてしまいます。0歳児から預かってくれる保育園は少なく、1歳からでも定員オーバーに達しています。6~8歳までを預かってくれる学童保育も希望通りには入れません。

結婚だけであれば、女性は仕事に対して前向きになれますが、その先の出産を考えると、日本社会の出産と育児に対する制度が整っていないため、安心して結婚と出産に踏み切れる人は少なくなりました。

また、男性が育児に協力的な場合は助かりますが、結局は仕事に専念する男性のほうが多いです。男性が育児休暇を取得する風潮は浸透しておらず、3%に満たないわずかな人しか利用していません。

男女問わず平等に育児に参加し、仕事も両立していける環境にあれば「晩婚化の傾向は減る」と予想されています。

不況下では結婚できないといった経済的な理由

結婚できない低所得者が増加している

2000年にかけて就職氷河期が発生しました。当時は日本の展望を悲観しながらも自由の働き方を「かっこいい」と感じる若者が多くなり、フリーターやニートが一時的に増加しました。同時に派遣従業員などの規制が緩和されたため、企業では給与の安い非正規雇用が増やしました。

しかし、そのあとにリーマンショックと東日本大震災が起こり、職歴を重ねてこなかった彼らの多くは、稼ぎたくても稼げない階層となりました。

日本では2012年時点でパートやアルバイトなどの非正規社員が2,000万人を超えており、その中心は結婚適齢期を過ぎた35歳以上の人たちです。

初婚する平均年齢を迎えても、非正規雇用であるといつリストラされるかわからず、仕事が安定しない状況では婚活どころではありません。自分が生きていくために稼ぐことで精一杯です。

収入が安定してから婚活を始める男性

女性は特に金銭面に関してはシビアです。男性には「定職に就いていて、年収は最低400万円以上、今後も安定した生活が望める」などをマストな条件としています。

過去の調査でも「結婚相手を決めるときに重視すること」という質問に対して、実に女性の92.1%が「重視する」や「考慮する」と答えました。

女性は少しでも生活が楽にできるようにと、相手を選ぶ段階で経済力を重視して婚活を行なう人が多くなりました。その一方で男性の平均年収は下がり続けているために、ここにギャップが生じて晩婚化が進んでいます。

結婚となると生活を共にするわけですから、金銭面は女性が男性に求める譲れない結婚条件です。それは男性も理解していて、低所得で安定した給料が貰えない人は、家族や子供を養うことを不安に思い、結婚を望むことに厳しさを感じています。

ただ、最初は非正規社員でも正社員になったり、年齢とともに収入が増えてから、改めて婚活を始める現象が見られます。特に男性は結婚適齢期を超えた35~40歳で結婚相談所に入会する人が増えました。

男性1人で家族を養うことは厳しい

女性が育児に専念したい期間、例えば、子供が0~2歳のとき、児童手当や医療費助成、税制控除などの国による子育て支援制度が充実していないと、すべての生活費を男性の給料に頼むしかなくなります。

収入がアップせずに「1人で暮らすことも大変」と言われている中、家族全員を養える余裕がないという不安も、男性の晩婚化を進ませる要因です。

あまりにも先行きが不透明であるため、安定的な職業に付いて、継続的な収入を得て、納得できる蓄えを作って、安心して結婚ができる状況になってから、ようやく結婚を考える人が増えているので、格差社会が広がっている日本において、晩婚化はさらに進んでしまいます。

総務省によると、生涯未婚率は1990年に「男性=5.6%、女性=3.9%」でしたが、2000年には「男性=12.2%、女性=5.7%」に上がっており、さらに2010年になると「男性=18.9%、女性=9.7%」に達しました。

子供を社会全体で育てる意識が足りない

子供を持つ家庭に対する手当てや控除額は、日本が他の先進国に比べて少なく、子供を産みたくても産むことを躊躇する人たちがいます。特に「子供は1人で構わない」や「3人目はあり得ない」と考える人たちは多いです。

2005年には出生率が1.26にまで落ち込み、5年をかけて2010年には1.39にまで増やすことに成功しましたが、この数値はかなり低いです。基本的に出生率は2.07より低くなると、人口減少と高齢化の促進につながります。

人口が減少傾向になると労働人口も少なくなり、逆に全人口に対する高齢者の割合が増えますので、経済的な負担の増加は避けられません。

児童手当を増額したり、託児施設を増設したり、産婦人科の医師を増員する必要があるのですが、子供への財源は高齢者が使う社会保障費に流れ、未だに待機児童は減らず、産婦人科は医師不足でなくなりつつあります。

結婚をしてもその先の生活にマイナスのイメージがあったり、実際に子供をいる家庭の暮らしから苦しさが読み取れると、結婚に対する憧れや情熱も冷めてしまいがちです。

育児が負担になりすぎない育児に対する優遇制度の拡充と、出産で女性のキャリアを傷つけないよう子育てインフラの整備は急務と言えます。

結婚や出産だけが幸せではない価値観の変化

結婚するよりも独身のほうがラクである

男性だけではなく、女性も積極的に仕事で活躍するようになり、責任感も強くなってきています。このような仕事に対する考え方や結婚後のライフスタイルの違いも顕著に表れており、決して悪いことではないのですが、1人で人生を楽しむ個人主義が結婚しにくい状況を作っています。

2000年以前はある程度の年齢になると「独身でいることが恥ずかしい」といった風潮がありました。周囲から「結婚もできないなんて・・・」と思われたくないので、自然と「早く結婚しなくてはいけない」と思いが強まります。

男女問わず未婚であることで、会社は待遇を変えることもありました。結婚して子供が生まれたから昇進するという会社も、終身雇用が確立されていた日本ではよくある話です。

しかし、近年では独身が恥ずかしいことではなくなりましたし、会社でも未婚や既婚に関係なく、実力で雇用されることが当たり前です。

死語になった「寿退社」の代わりに「独身貴族」という言葉が生まれたこともありました。独身のほうが自由な生活ができますし、理想的に暮らせると考える人も増えています。結婚生活ではあり得ない未婚の利点としては、男女とも「行動や生き方が自由」を約70%があげていました。

自分のやりたいことを優先したい

晩婚化に伴い、結婚相手は自分の意思で積極的に探す時代になってきていると言われています。もちろん、恋愛の末に結婚している人もたくさんいますが、なかなか思うように結婚までにいたらない人は多いです。

早い年齢で結婚する人もいますし、40歳半ばでも未婚の人もいるように、結婚できる人と結婚できない人ははっきりと分かれてきました。

ただ、彼らや彼女らには「結婚ができない」という感覚があまりない人もいます。2004年の厚生労働省による調査でも「結婚していない理由は何か」という質問に対して、3位に「自分の自由になる時間やお金が少なくなる」がランクインしていました。

4位は「趣味やレジャーを楽しみたいから」であり、7位は「仕事に打ち込みたい」です。つまり、結婚できないわけではなく、あえて結婚しないという意識が根強いです。

ちなみに1位は「適当な相手に巡り合わないから」で、2位は「経済力がないから」、5位は「異性とうまく付き合えないから」ということで、総合的には「少ない出会い、足りないお金、価値観の多様化、恋愛経験値の不足」が晩婚化の原因になっています。

ネットで繋がれば満足できるという価値観

ネットが普及する以前は結婚しないまま30代になると、周りの人たちは結婚して子供が生まれるために、なかなか会えなくなって孤立感を覚えます。

仕事をこなして、地位を得て一段落してから結婚を考えるという人も多いですが、同世代の人は一足先に家庭を築くことで、友人から紹介も減ってしまうために結婚もより厳しくなるでしょう。

40代になると、周りの人たちは子育てに余裕ができますが、既婚者と未婚者でランチをしても、話題が子供に行きがちです。50代では夫婦や家族で旅行する人もいて、未婚者とは絡まなくなります。

60代になると両親の死と向き合うことで、実家がなくなるでしょう。70代では兄弟や姉妹とも会わなくなり、子供がいないために孤独に陥ります。

しかし、ネットが普及したことで人と繋がりやすくなりました。何年間会わなくてもFacebookやtwitter、LINEでコミュニケーションを取っていれば、実際に会ったときも会話が弾みますし、会うきっかけを作ってくれます。

ネットを使えば、共通の趣味を持つ人に出会うことが簡単になり、友人や仲間は増やしやすいです。ネットで繋がれば満足できる価値観は正しいですし、今後も有効利用することになるでしょう。

このように結婚しなくても誰とでも繋がる環境は、現状に満足感を与えやすいです。これはプラスの面でありながら晩婚化の原因とも言えます。

出会いの機会を増やす婚活を始める

景気回復が実感できず、さまざまな物価が値上がり、1人で生活をすることさえも「困難」と感じる人が増加している社会になりました。結婚をしても家族を養っていけないため、低所得者や非正規社員の中には「結婚を諦めてしまう」という人もいるほどです。

経済状態が厳しい現在では「1人前にならないと結婚できない」というプレッシャーが、特に男性にはのしかかっています。

このような現実を否定することはできません。本来は低所得者でも結婚をしたほうが、暮らしは2人で協力と分担ができるので、生活がラクになるのですが、出会いが少ないというだけでそのチャンスもめぐってこないです。

結婚するなら共働きを希望する男性も増えましたし、実際に既婚女性の過半数が共働きをしています。共働きも当たり前の時代になりました。

自分に合った条件の結婚相手を見つけることは、普段の生活の中では簡単なことではありませんが、結婚を考えて婚活をしていれば、理想の結婚相手に巡り会う確率はグッと高まるでしょう。

以前からあった婚活にはお見合いが有名ですが、最近でもお見合いが盛んに行われるようになってきました。結婚相談所でも自分が考える条件に合う人が見つかると、お見合いという形で実際に会うこともあります。

お見合いというと正装をした男女が仲人などを立てて、厳かに行なうというイメージが強いですが、結婚相談所の仲介、親戚の斡旋、友人の紹介は形式は異なりますが、これらも「お見合い」でくくることができます。

最近のお見合いは気軽に参加できるように、スタイルもかなり変わってきています。喫茶店やレストランで気軽に緊張することなく、普段の自分が出せる場所で行なうこともあります。

自然に出会って恋愛に発展すれば嬉しいですが、仕事も忙しかったり、出会いの場が少ないという人にはお見合いも含めた婚活が必要です。

男女問わず婚活をして、出会いの場を増やし、少しでも結婚できる可能性を高めようと努力をしている傾向が見られます。婚活を行なう人は将来を真剣に考え、本気で結婚をしたいと望んでいます。

女性の中には結婚できない原因に対して、自分に「何か問題があるかもしれない」と考える人がいます。彼女らは婚活を通して第三者から自分を評価してもらうことで、自分の立場をよく理解して、自己啓発や自分磨きをするわけです。

自分を知ることで男性に求める条件も変化が見られ、理想の男性像から現実的な男性を探すようになります。

女性から共働きを望むようになると、年収や仕事などの経済力のウエイトが下がり、相手の人柄、家事や育児に対する能力や姿勢、共通の趣味の有無を重視します。1度自分を客観視できるようになった女性は、より現実的な考え方を持てるようになり、結婚する可能性が高まります。

一方、男性の場合はストレートに相性が合う相手を見つけようとしているため、自分を改善する意識が低いです。男性も服装や話し方などを向上させる自分磨きができると、女性に一層もてるようになります。

晩婚化が進んだことで、逆により多くの出会いを求めようとする人は増えています。理想の結婚相手を探す婚活が定着し始めた結果、親しい仲間内でも気軽に「結婚相談所に登録した」と打ち明けている人も多くなりました。

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公開日公開日 2014.03.17
更新日更新日 2016.02.08
執筆者Kirito Nakano

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